「最後の・・・」季節がやってきた
11月も最終週になる時期からは受験生にとって「最後の模試」とかいう「最後の・・・」という言葉がついたものが行われていきます。
この日曜日がその「最後の・・・」だった方もいることでしょう。その「最後の・・・」でイマイチの結果だと落ち込んでしまう。当然ですよね、最後なんだから。
でもね、その塾の「最後の・・・」から本番まではまだ時間がある。
そうですよね?
わずかでもあるんです。1ヶ月もあれば、ものすごくある!と言ってイイ。1ヶ月で子供は別人になる。それも尻に火がついた受験生なら1ヶ月あればまったく違う子供になる。
それくらい「最後の・・・」から本番までの期間は熱くて濃い何もかもが詰まった期間です。「最後の・・・」の結果を受けて落ち込んで脱落していく受験生も残念ながらたくさんいます。最後の結果が出た上での判断だから仕方がないともいえるけれど、もったいないともいえる。
いや、やっぱりもったいないですわ。だって諦めるってことは一番伸びていく濃密な時期を「なんとなく過ごす」っていうことだから。
ボクらの目指してきたひとまずのゴールは「最後の・・・」は、ここじゃない、本番1日前ですから。そうですよね?
今から子供の学力は今までで一番のピークになる。最終的にどこを受験するかなんて年明けて考えれば十分です。
それよりか、その前にもっといろいろできるだろ!することあるだろ!ってことです。
まだお尻に火がつかない受験生もいますが、一方で「入試までに絶対追い込んでやる!」と思って頑張っている受験生もいる。しかし、決意したのもつかの間、ダラダラしたり、今日もあれば明後日もあるような振る舞いをする。あの気持ちや決意はいったいどこへ!?
→ 【お母さんからの相談】勉強のやる気がない!受験をやめさせるべきだろうか?
最後まで面倒掛けやがる子供たちです。皆そうですよ。
入試の試験会場で周りから聞こえる「コツコツコツ」という規則正しく刻まれる鉛筆の音を聞いたときに感じる恐怖と緊張。
そのとき初めて入試前日までに自分がしてきたことに気づくのかもしれません。自分がやってきたこと、積み上げたことだけが試される。誰も助けてくれない。
空っぽのはずの胃の中からなにかが飛び出しそうな瞬間です。付添いのこっちがそうなんだから、当事者である受験生はいかほどか・・・
あの苦い胃液を味わう季節がやってまいりました。最後まで歯を食いしばって「やるべきことをやる」!!
1日で1点アップで年内残り30日で30点アップできます。もうメイ一杯やっている子供より今成績が振るわない子供こそ、そのチャンスがある。やるべし!
昨日よりも今日、1点でも積み上げる、そこに全力を挙げて取り組みましょう。