平成23年度より新学習指導要領が全面実施
私立中学入試に英語、首都圏で30校以上に http://t.co/DlAlvIGJSK
— 朝日新聞(asahi shimbun) (@asahi) 2015, 1月 1
朝日新聞デジタル 2014年1月1日
・・・中学入試の3大模試の一つ、「首都圏模試」を実施する首都圏模試センター(東京都千代田区)によると、15年の一般入試の科目に英語がある首都圏の私立中は32校。このうち15年から取り入れる学校が13校と4割強あるという・・・
年間35単位時間の英語
小学校での英語学習については、平成23年度より新学習指導要領が全面実施され、小学5年生・6年生で年間35単位時間の「外国語活動」が必修化されました。
この外国語活動では、音声を中心に外国語に慣れ親しませる活動を通じて、言語や文化について体験的に理解を深めるとともに、積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度を育成し、コミュニケーション能力の素地を養うことを目標として様々な活動を行います。
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小学5年生・6年生の外国語活動内容
指導する内容は、
外国語を用いて積極的にコミュニケーションを図ることができるよう、次の事項について指導する。
(1)外国語を用いてコミュニケーションを図る楽しさを体験すること。
(2)積極的に外国語を聞いたり、話したりすること。
(3)言語を用いてコミュニケーションを図ることの大切さを知ること。日本と外国の言語や文化について、体験的に理解を深めることができるよう、次の事項について指導する。
(1)外国語の音声やリズムなどに慣れ親しむとともに、日本語との違いを知り、言葉の面白さや豊かさに気付くこと。
(2)日本と外国との生活、習慣、行事などの違いを知り、多様なものの見方や考え方があることに気付くこと。
(3)異なる文化をもつ人々との交流等を体験し、文化等に対する理解を深めること。
文部科学省では上記の活動内容の取扱いについて、配慮することとして以下のものを列挙しています。
2学年間を通じ指導に当たっては、次のような点に配慮するものとする。
ア 外国語でのコミュニケーションを体験させる際には、児童の発達の段階を考慮した表現を用い、児童にとって身近なコミュニケーションの場面を設定すること。
イ 外国語でのコミュニケーションを体験させる際には、音声面を中心とし、アルファベットなどの文字や単語の取扱いについては、児童の学習負担に配慮しつつ、音声によるコミュニケーションを補助するものとして用いること。
ウ 言葉によらないコミュニケーションの手段もコミュニケーションを支えるものであることを踏まえ、ジェスチャーなどを取り上げ、その役割を理解させるようにすること。
エ 外国語活動を通して、外国語や外国の文化のみならず、国語や我が国の文化についても併せて理解を深めることができるようにすること。
オ 外国語でのコミュニケーションを体験させるに当たり、主として次に示すようなコミュニケーションの場面やコミュニケーションの働きを取り上げるようにすること。
〔コミュニケーションの場面の例〕
(ア) 特有の表現がよく使われる場面
・ あいさつ
・ 自己紹介
・ 買物
・ 食事
・ 道案内
など(イ) 児童の身近な暮らしにかかわる場面
・ 家庭での生活
・ 学校での学習や活動
・ 地域の行事
・ 子どもの遊び
など〔コミュニケーションの働きの例〕
(ア) 相手との関係を円滑にする
(イ) 気持ちを伝える
(ウ) 事実を伝える
(エ) 考えや意図を伝える
(オ) 相手の行動を促す