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聞きたい話だけ聞きたいんだよね
河合隼雄著作集『流動する家族関係』から家族にまつわる事例「お父さんは好きなことばかりしてるじゃないか!」を紹介しましたら、それを読んだ知人と話をしてましたら、「子どもとの対決」「個人と個人の対話の必要性」「自己を生かそうとするものは自己犠牡を強いられる」などは本当に親にとって耳の痛い話だと言ってました。
わかっちゃいるが、できれば遠ざけておきたい話で、正直に言うと、可能ならば聞きたくない話でもあるとも言われました。
なるほどなあ・・・
知らなければ知らない気楽さがあり、知れば、知っているがやらないということにもなりかねず、それで苦しむならハナから知らないほうがよかったということでもあるのでしょう。
子供もそうだけど、大人でも自分にとって耳が痛い話はできれば聞きたくないからね。そして、今の世の中では個人の意思を最大限尊重するから無理して耳の痛い話を聞く必要もなくなってきているのかもしれない。
スマホやタブレットの普及で、自分が関心があるもの、見たいもの、必要なものをすぐに見られるしね。
けど、今見ているものがあなたにとって本当に必要なものかっていうと、これはまた別問題でしょう。
たとえば、子供にやる気がないと嘆く親は多いですが、問題は子供ではなく親のあなたでしょう!という場合も多々あります。こうした場合、子供のやる気を出させる方法をいくら探しても解決にはならない。
もっといえば、ウチでは「子どもと対話」もしていると自負している家庭もあるけど、よく聞くと、それは単に「宿題やりなさい」「真面目にやりなさい」「勉強しなさい」と口やかましく言っているだけという家庭もあります。
いじめてるんじゃないよ、事実だからね
これは中学1年生の話だけど、まあ、1つの事例として聞いてくださいな。
この前、中学1年生の子供がある女性の先生と話しているのを少し横で聞いていたんですが、歴史が39点だったとその子が言っているんですな。
その女性の先生が見ている勉強の科目は英語と数学だそうで、それらは85点以上を取って、まずはOKと。そこから他の教科のことを聞いているところでした。
「お母さんに怒られたんじゃない?」と先生が問うと「あんたが真面目にやらないから、そうなるのよ」って怒られたと中1生が答えていました。
「それで?」と先生が問うと「それで終わり。あっ、それにそんな点数じゃあ高校に行けないわよ」って言われたらしい。舌をペロリンチョって出しながら言ってたから「ヤバかったわ」って感じでしょうか。
これは対話でしょうか? 「子どもとの対決」をしているのか?
答えはノーですよね。対話も対決もしてなくて、親がクソにもならんお小言をいっただけです。だから、次も同じような勉強で臨んで同じような点数を取るでしょう。
ハイ、そこでストロングおじさん登場です。
「なになに、このおじさん」って感じで中1生は見ていましたが、テストを見せてもらったら「寝殿造」は書けてないし、「空海―真言宗―高野山金剛峰寺」「最澄―天台宗―比叡山延暦寺」は全滅でした。
つまり、難しいのができていないとかおしかったわけではなく、いわゆる一問一答的な基礎事項さえ押さえずにテストを受けているわけですよね。まあ、ボクから言わせれば勉強「0」でテストを受けた言わざるをえません。
「キミさあ、中1だけど行きたい高校とかもうあるの?」って聞いたら「○○高校か△△高校かなあ」と地域の1番手と2番手の高校を言ったのでした。
「ああそうなんだ。あのさあ、2年半後に○○高校か△△高校に行く子供でいま寝殿造や空海の真言宗や最澄の天台宗を間違っている子は誰もいないよ。キミが行くとしたらキミだけってことになるね」
「でも、キミは行きたいというし、行くつもりになってる。でも、キミは行けないよ、このクソ答案じゃあ。だって小学生でも知っていることを間違ってるわけだしね。わかるかなあ、おじさんの言っている意味」
「親も言わないし、先生も歴史を教えているわけじゃないから言わないかもしれないけれど、キミは間違っても行けないんだよ、今のままじゃあ志望校にはね。1000%無理なの。わかる?」
サルでもできることなんだからやれよ
突然おじさんに絡まれてさっきまで舌ペロリンチョだった顔が泣きそうな顔になってました。
「キミさあ、九九言えるよね?」「あっ、は、はい」
「寝殿造や空海の真言宗や最澄の天台宗も九九みたいな誰でも知っていることなのよ。でも、キミは書けなかった。じゃあ、学校で先生は言わなかったか? ノーだよね。絶対に言ってる。ノートにだって書いてあるはずだ」
「授業は聞いていないし、家でも九九を覚えない。なんでそういう子が○○高校に行けるのよ。行けるわけないじゃん」
「いじめてるんじゃないよ、事実だからね」目には流れていないけれど大粒の涙がたまる。
「じゃあ、寝殿造や空海の真言宗や最澄の天台宗をキミだけがどうしても覚えられないのか? ノーだよね。誰だって、そうサルだって覚えられるさ。今この場で5分もあれば覚えられるさ。しかし、キミは覚えなかった」
「重大な問題よ、これは。キミはサル以下かよ。チョームズい問題をこの場で解けって言ってるんじゃないよ。誰でもできることをやればいいだけなのに・・・」
あふれる涙。ヒックヒック・・・
「キミさあ、ヒックヒックじゃないんだよ。やろうよ、九九程度くらいなんだから。英語で90点取れるなら歴史だって取れるよ。やってないだけなんだからさあ。真面目にやれよ、このクソ野郎」
号泣、洪水。我慢してたのに、ついに女の子の言ってしまった、クソ野郎って・・・・
英語と数学を見ている先生にテストをしてもらうことにしました。
この子はやるだろうか、やらないだろうか。どう思います?
途中でチェックしてやれば、必ずやります。同じテストでいいんです。自信がなければ本番の前に仮のテストをしてやって、本番をすればいい。
未だかつて基礎事項を覚えられなかった子供は一人もいませんでした。だから絶対できる。泣いたらできるんですよね、これが。まあ、あの泣き方は次はできる泣き方であったということなんですが。
「もしテストができなかったら、おじさんとやろうか、楽しい歴史教室。ね?」少女の顔には「おじさんに会うくらいなら絶対覚えてくる」と顔に書いてありました。すばらしい。
みんな本気を出さないからねえ、出し惜しみしちゃって。だから、本気出すようにしたらいいだけ。本気で話をしましょうよ、子供と。
いつやるの? 今でしょ!
→ 【お母さんからの相談】自分からは勉強しないけど、うちの子だけでしょうか?
お付き合いさせて頂いている京都大学の平岡先生がよく仰ってる言葉です。理屈こねてる暇があったら、まず動けよ!って、理屈で食べてるはずの先生が言うからこそ、妙に説得力あります。いつも応援あ
りがとうございます! #越前屋俵太 #俵越山 pic.twitter.com/5T1v867tu2
— ほぼ毎日タワラの書 (@etsuzan_tawara) 2014, 7月 11
後日談があります・・・
基本的なことを全然勉強できていなくて歴史が39点だった中学生をストロング宮迫が責め立てたのが7月の終わりの夏休み前。
その後、攻めに責めたてたストロング宮迫がひょんなことから夏休みに歴史を担当することになったのでした!なんでやねん!
やっぱり責めるとか怒るとかは、怒られた側、責められた側に対して責任が生じるってことでしょうかね。親の方も気をつけないと、責められた子供はそんなに責めるのなら点数を取らせてくれ!みたいに思っているかも。
ただね、私には私の仕事がある。しかし「夏休みは忙しいのよ」という私の予定は考慮はされず「あの子に歴史の点数を取らせて自信を持たせてやってくれ」みたいな話で・・・
まあ、それはいいとして中学1年1学期に習った歴史の最初、四大文明や縄文から鎌倉幕府の前までが夏休み明けの実力テストの範囲。
結構長いなあ。範囲は広くてもいいんですが、ストロングが夏休みにその中学生に付き合えるのは長い夏休みなのにたった3日。
3日といっても、1日2.5時間が2日がストロングに取れる精一杯、あとはそれらを確認するテスト日として1日1時間。
四大文明や縄文から鎌倉時代前までを5時間で勉強して、プラス1時間テストの6時間セットでやらなくちゃならない計算になります。当然5時間でストロングとやったことは家で復習して定着してもらわなくちゃならない。それをやってきてテストでビシッと成果を出せれば問題ない。
できれば3日連続でやりたかったけれど、それは無理だったので、2日連続で範囲を終わらせて1週間後にテスト、このスケジュールでやりました。夏休みの最初にやってしまうと休み明けの実力テスト頃にはすっかり忘れているといけないのでストロング宮迫との勉強は盆開けてから。
目標は普通にやれば誰でもとれると私が言った「80点以上」で、できれば「85点」。
四大文明や縄文から鎌倉時代前までを5時間で復習するには授業をしてたら終わりません。
なので授業はしない。各時代ごとに覚えるべき事項を書きだしておいて「これ知ってる? これ聞いたことある?」とさっさと確認する方式で進めました。
覚えていない、知らないものはその場で覚える。覚えたらその場ですぐ確認。ノートを覚える以外にいくつか使った問題集のうちの1冊はこれ。
あとで気づいたんだけど、これ小学生用でした!!まあ、39点だからね。
5時間でなんとか鎌倉時代前までやりました。
「どうやいけそうか?」
「今までこんなに集中したのは初めてです。疲れました」
「まあ、鎌倉までを5時間でやろうとするんだから仕方ないよ。でも何日もかけてだらだらやるよりいいんじゃない?」
「この5時間でやってきたこと、家でもやってどこ聞かれてもいいようにしてこいよな」
「ハイ」
ここから1週間。いよいよテストです!テストはやったことだけが問われます。だから基本的にはできるはず。家でやっていればね。
ただなんだか自信がなさげで・・・実際テストしたら手が止まる。止まるのはおかしいですわね、問うているのは一緒にやったことなんだから。
10分くらいしてテストは止めました。「お前、ホントにやってきたのか?」「あっ、はい、やったんですけどノートの最後までいかなくて・・・」
やってないなら帰りなさい
1週間もあって全部済まなかったって!?
「てめぇー!!・・・・・」暴発。30分説教。
「もう帰れ!やってないなら帰れ。明日もう1回やる。明日まで死ぬ気でやって来い!かえれーーーー!」
ということで翌日。
「お前さあ、オレ暇じゃねーんだよ。わかってるよな? 今日は大丈夫なのか」
「ハイ、今日は部活も休んで朝からさっきまでやってきたのでほとんど大丈夫です」と自信ありげに言う。
子供はねえ、やる前にわかってるんですよね、そのテストに対する自信があるかないか。
ホントそれなら昨日の本来のテスト日に合わせてやって来いよ!って話なんですが、そこは39点の本領発揮というところ。
ちゃんと覚えてきてテストも一緒に覚えたところはほぼできてました。おもしろいのはこの子がテストが終わって言ったこと
「なんかあ、歴史、得意になった気がします」
(心の中で100デシベルで叫びました)ふざけんなよー!
やっぱりね、勉強のやり方が身についていない場合、テストまで時間を空けたらだめですな。すぐテストしてできることを実証して「ほらできるじゃん!」と目の前に提示してやらないと。
1週間も置いてたら、勉強しない子供の勉強の鮮度はすぐ腐る。1週間後にテストするって言ったら、6日間は何もしないで最後の1日のテスト前に1時間とかする。
でもそのときは鮮度が腐っていて、忘れているものも多くなって、1時間じゃあ終わらない。で、終わらずにテストする。できない。で、やっぱり覚えられないとか嘆く。こうしたパターンで苦手意識ばっかりが意識づけられる。
この子が夏休みにやった勉強はストロングの3日間だけといってもいいです。宿題でワークが出て、夏休み前半に自力でやったみたいですが空白ばかりで、あとは答えを見て写して終了・・・程度。
盆休み明けに2日間、1週間後が8月27日とかだったか。結局やっていなくて最終的には28日にテスト完。
結果発表ーー!
で、休み明けの実力テスト、82点!!
テストを見ると、A問題で落としているのはなし!すばらしい。
B問題であと3問6点分がうまくいけばとれたかなという感じで、取れなくてもイイ、やってもいないC問題が12点分ありました。
嬉しそうでしたよ!その報告するときに顔は・・・そしてやっぱり言ってました「歴史は得意な教科になりました!」ってね。
やるかやらないか。
やらせられるかやらせられないか。
2つに1つ。
やれば、やらせられれば上がる!
→ 【お母さんからの相談】勉強のコツもつかめずにもがき苦しんでいる
さらにの後日談がございます
あれからその中学生には会っていないですが、先日、今回10月の中間テストの結果を聞きました。
あああーーーーー!
7月期末39点⇒9月実力82点と大いに飛躍し「私、歴史得意になったかも」とまで言っちゃった中学生が
今回の中間テストでは、な、な、なんと47点。
逆戻りってわけです。今回は歴史と地理の両方が範囲だったそうですが、あっという間に元通り。
先の実力テストでは短期間の勉強で「A問題で落としているのはなし!」「B問題を3問6点分だけしか落とさなかった」のに・・・
親技では子供をやる気にさせるのは、ステキな言葉掛けではなく、成果と申し上げてきました。成果を出せば子供はやる気になると。
で、確かに成果が出てやる気にはなったけれど、今回の47点の結果を見れば、勉強の継続はできなかったのでしょう。
親技では子供に成果を出させてやる気にする、この続きがあります。
そう、成果出してやる気にさせて、継続して負荷をかけろって。
1回満足いく点数を取って、あとは自分でその気になってやってくれれば、これほどラクなことはありません。手をかけるのが1回きりならね。
それであとは自分でやっていく子供もいます。そういう子供は2割ね。
つまり残りの8割は確かに成果が出てやる気になって得意教科になったとしても、その後が続かない。これが現実です。
位置についたら、基本的にはよ~いドンでスタートしなきゃいけないんですが、これは最悪ですね!位置についてるのに、まったく用意してないんですから。やる気がないんですかね。だったら位置につく
なって話なんですけどね。#俵越山 #越前屋俵太 pic.twitter.com/03XczN08yL
— ほぼ毎日タワラの書 (@etsuzan_tawara) 2014, 8月 14
やってることなんて、たいしたことないから
私が実力テスト対策でやったことなんてクソみたいなことばかりです。
でもね、正しいやり方できっちりやれば勉強では成果は出る。正しいかどうかは「次のテストの成果」で計れるんです。
みんな、もう少し辛抱すれば花が開くんじゃないか?と考えるけど、開かないものは辛抱しても努力しても開かない。だって開かないようにしてるんだから!
「成果が出る」っていっても、みんながみんな偏差値70にはならないですよ。センスが必要な領域もあるからね。
でも、偏差値60は出る。正しくやれば間違っても偏差値55を下回ることはない。そう考えてもイイ。
もし今、そうなっていないなら、またもっと上を目指したいなら、考え方を変えて親が変わりましょうよって話です。
こういうことを書くと「子供はやる気もなく1分も勉強しませんがそれでも偏差値60になりますか」とかメールがくる。
なるわけないだろー!!
天才ならありうるけど、こういうメールを送ってくる親は子供に30分の勉強もさせられない。それじゃあ偏差値50にも届くはずがない。
なんにもせずに・・・なんてそれはダメですよ。
子供の見方だって「どうもやる気がないみたいです」とか言うなら「できる問題をやらせてみたら」って思う。
「この問題はできる」って子供は確信できたら多くの子供は頑張ります。
そこにタイムを持ち出して「もう少し速くできないかな」っていえば、子供ができる問題と思っていれば、やる、たいていは。「2回もやるか!クソババア」っていう家庭はチーンです。勉強の前に親子関係を見直しましょう。
→ 【お母さんからの相談】親が何かしてやれることはないだろうか?
やる問題を間違ってるんですよ
みんな問題を1回やって答え合わせをしたら、今度は間違っている問題だけやらせるでしょ。で、子供はいやがる。
「間違ったものはもう1回やらないとまた間違うでしょ」それは正論だ!確かに理屈はそうだ!
でも、イヤなんですよ、間違った問題をやるのは。できないと思うから。
もうイヤだなあって思っているときにいい知恵が出ると思います?
考え抜いて答えを出せると思っているのか?
もし、そうならあなたはアホですよ。人の気持ちがわからないアホだ!誰だってイヤでしょう、たぶんできないと思っている課題をやるのは。
毎月100万円売り上げている営業マンに「お前なあ、会社が苦しいから来月から500万売り上げて来い!」って言われて「よーし、会社を助けるために頑張るぞー!」って誰が言うか。言うわけない。
「会社が危なさそうだからこの会社、はやめにやめよう」とは思うかもしれないけれど。それと同じ。
勉強はできるものから!当たり前だろ、そんなことは。でも、多くの親にはそれが当たり前じゃないみたい。
だってみんな問題を1回やって答え合わせをしたら、今度は間違っている問題「だけ」やらせているもの。たとえばそういうこと、そういう考え違いを直さずして間違えた問題「だけ」の間違い直しのみでテスト受けてみたらすぐわかる。
1回目でできた問題、テストで間違ってる。間違った問題も間違ってる。これじゃ勝負にならない。
これは難易度が高くなればなるほど出てくる現象です。公立小学校のテストのようにやったままがそのまま出るカンタンなテストではそれほど顕著に出ないけど、中学受験のテストなんかだとハッキリ出る。
つまり負荷が高い勉強をしないといけないテストではこの現象が顕著に出るってことです。
だから、同学年の子供と比べて負荷の高い勉強を子供に課す親ほどその子とは肝に銘じておかなくちゃならない。
しかし・・・
なんでもステップアップが必要でしょう。
まずはできるものから。
次はできそうなもの。
その次はできないと思っているものをできそうに思わせてやらせる。
それがステップアップ。
ストップウォッチやキッチンタイマーを持ち出せば子供が時間を意識して頑張るんじゃない。
考えればすぐわかる。陸上でタイムを速くしたい人のタイムを計れば速くなるのか? ならない。
なんのためにストップウォッチやキッチンタイマーで計るのか? そこにどんな意味があるのか?
「問題を解く時間」というのはプロが見ても素人の親が見ても同じ結論を引き出せるアイテムなんです。
「タイム計っても子供は頑張らないけど・・・」頑張るべきなのは親のあなたが考えること、考え方を頑張れよ!って話です。
意識は高く、負荷はガンガンかけるけど、成果はありませんなんてあっちゃいけないことです。親の責任としてね。
それが1ヶ月なら子供も我慢できるだろうけど、1年は地獄でしょう。それが続けばやりたくなくなる。やりたくなくなってから引き返すのは辛い。バックだからね。そこに期限が決まっている受験なんかがあろうものなら・・・
勉強はバクハツだー!ってなるにきまってる。
そのためにはやっぱり考え方なんですよ。親のね。
そう思います。